労働の価値 その2
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さて、
「価値」をあらわすのに向いている姿、
または、
いろんな「労働」をあらわす姿。

そうしたものになれるのは、
はしからはしまで、
同じなものでないと、
だめなのだ。

そのからだの どこをとっても、
あたまのほうも、
おしりのほうも、
かたちも色もなにもかも、
感じの変わらないものでないと、
いけないのだ。

しかも、
価値の大きさが違うときは、
量だけしか違わない。

だから、
おかねも、
量が違うことは、
言えなければならない。


だから。

量を分けることができる。

分けたあと、
また合わせられる。

そういうものでないといけないのだ。

そして金も銀も、
そうなのだ。


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