労働の価値 その2
--- 7-1 ---
ここまで、
おかねができあがったときから出発して、
その前にもどりながらこれを考えてきた。
そうすると、
おかねも商品なのだと、
わかったわけだ。
交換をしているあいだ、
おかねに変わっていく商品が、
「価値」を受けとるわけではない。
ほかとは違った価値の姿が、
与えられるだけなのだ。
ここをまちがえると、
金や銀にある「価値」は、
ほんとうではないなどと、
まちがえることになる。
おかねの働きのなかには、
おかねをあらわす「印」だけでかわりになる、
そういうものが ある。
そのせいで、
おかねはただの「印」だという、
べつのまちがいもあらわれた。
ここまで、
おかねができあがったときから出発して、
その前にもどりながらこれを考えてきた。
そうすると、
おかねも商品なのだと、
わかったわけだ。
交換をしているあいだ、
おかねに変わっていく商品が、
「価値」を受けとるわけではない。
ほかとは違った価値の姿が、
与えられるだけなのだ。
ここをまちがえると、
金や銀にある「価値」は、
ほんとうではないなどと、
まちがえることになる。
おかねの働きのなかには、
おかねをあらわす「印」だけでかわりになる、
そういうものが ある。
そのせいで、
おかねはただの「印」だという、
べつのまちがいもあらわれた。