労働の価値 その2
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さて、
ねだんの決まっている商品では、
どれも、
「布が2m = 金が3g」、
「上着が4着 = 金が12g」、
「茶が200g = 金が1g」、
といったようになる。

だから、
商品の価値は、
「頭のなかだけの金」を、
いろんな大きさで、
使ってあらわす。


だから、
商品はいろいろあるが、
どれも同じ目印のついた大きさになる。

つまりぜんぶ、
金の大きさで、
あらわされる。

商品のこうした価値は、
金のいろんな量で、
比べることができる。

測ることができる。

そして、
こうした価値は、
決まった金の量であらわそう。

そういう「技」が、
必要になってくる。

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