労働の価値 その2
--- 6-3 ---

ねだんと、
価値の大きさは、
量が合わないことがおこってくる。

価値の大きさに比べて、
ねだんが大きすぎたり、
小さすぎたりすることが、
おきてくる。

それは、
ねだんという姿をとったせいなのだ。

こうしたことは、
おかねという姿の問題点ではないのである。

むしろ、
こうしたことで、
商品を生産する仕組みと、
よくあったものにしているのだ。

こうした生産の仕組みでは、
決まりというのは、
たいてい、
このあとどうなるかを考えることなく、
ばらばらに、
おこってくる、
ということを、
ぜんぶあわせてみたらそうなっていた、
という、
いつでもそういうものとなっている。

< 242 / 426 >

この作品をシェア

pagetop