労働の価値 その2
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商品が姿を変えること。

これは、
商品の持ち主どうしの取り引きだ。

つまり、
男は、
商品を売る。

商品をおかねに、
とりかえる。

そして商品を買う。

おかねを商品に、
とりかえる。

さらに、
この売りと買いが、
ひとつつながりの ものとなる。

つまり、
買うために売るのである。

これが取り引きというものだ。

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