労働の価値 その2
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「使う価値」が増えたとき、
物がたくさんになった、
ということだから、
そういうことで言えば、
豊かになった。

上着2着は、
上着1着より、
数が多い。

ふたりが着ることができるのだ。

1着ならひとりが着られるだけなのだ…。

だが、
物が多くなったときも、
「価値」は、
小さくなることがある。

なぜこんなふうに、
ひっくり返るか。

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