労働の価値 その2
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もっとも、
価値がどう形になっているかは、
いくら見てもわからない。
商品が「価値」をあらわすことができるのは、
それを作るのにそそがれた労働が、
社会で平均したものとして測られているからだ。
「この労働」と「あの労働」が平均されて「価値」が生まれる。
それと同じく、
労働の作り出した商品どうしも、
社会の平均を通して結びつけられる。
「この商品の価値」と「あの商品の価値」が平均される。
だから、
商品の価値は、
商品どうしの関係から生まれてくるとわかるのだ。
だからこそ、
これまで私たちは、
「交換する価値」を通して、
商品の「価値」をみいだした。
だからもういちど、
「価値の形」をみるために、
商品どうしの関係にもどってみよう。
もっとも、
価値がどう形になっているかは、
いくら見てもわからない。
商品が「価値」をあらわすことができるのは、
それを作るのにそそがれた労働が、
社会で平均したものとして測られているからだ。
「この労働」と「あの労働」が平均されて「価値」が生まれる。
それと同じく、
労働の作り出した商品どうしも、
社会の平均を通して結びつけられる。
「この商品の価値」と「あの商品の価値」が平均される。
だから、
商品の価値は、
商品どうしの関係から生まれてくるとわかるのだ。
だからこそ、
これまで私たちは、
「交換する価値」を通して、
商品の「価値」をみいだした。
だからもういちど、
「価値の形」をみるために、
商品どうしの関係にもどってみよう。