労働の価値 その2
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あるときには、
おかねの働きは、
コインの上に舞い降りる。

あるときには、
コインは、
おかねとしての働きから、
追い出される。

ほんとうにそこで流れているおかねの量を、
商品の流れの、
いっぱいいっぱいの量に、
しておきたい。

そのためには、
国の中で、
金の量は、
それよりも多くなっていないと、
まにあわない。

「そうなっていないといけない」のだが、
それが、
おかねを「かかえこむ」ことで、
うまくいく。

おかねをかかえて「ためこんでいる」プールというのが、
おかねを、
流しだし流しいれるための、
「水道」に使えるのだ。

だから、
かかえこまれた おかねが、
そのプールから、
あふれだしたり は、
しないのだ。

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