労働の価値 その2
--- 0-0 ---
だからたとえば、
商品の持ち主が、
そのとき自分のもっている商品を売り、
相手は、
おかねが入ったらそのとき渡そう、
という、
約束だけして、
買っている。
売り手は、
「そのときになったら渡せよ」と、
命じるひとになる。
買い手は、
「そのときになったら渡します」と、
やる約束に、
しばられるひとになる。
商品の変身のすすむ道すじが、
ここでは変わってしまっている。
だから、
おかねも、
新しい働きをもつ。
おかねは、
「払う」道具になる。
≪「掛売り」の話し。
なお、「命じるひと」が「債権者」、「シバラれるひと」が「債務者」である。≫
だからたとえば、
商品の持ち主が、
そのとき自分のもっている商品を売り、
相手は、
おかねが入ったらそのとき渡そう、
という、
約束だけして、
買っている。
売り手は、
「そのときになったら渡せよ」と、
命じるひとになる。
買い手は、
「そのときになったら渡します」と、
やる約束に、
しばられるひとになる。
商品の変身のすすむ道すじが、
ここでは変わってしまっている。
だから、
おかねも、
新しい働きをもつ。
おかねは、
「払う」道具になる。
≪「掛売り」の話し。
なお、「命じるひと」が「債権者」、「シバラれるひと」が「債務者」である。≫