労働の価値 その2
--- 0-0 ---

「命じる」ひと、
そして「シバラれる」ひとが、
どんなふうか、
が、
かんたんな商品の流れから、
決まってくる。

このときの商品の変身で、
売り手と買い手に、
新しい「目印」が書かれるのだ。

商品の持ち主たちには、
売り手と買い手の目印も、
少しのあいだだけで、
しょっちゅう役目は、
入れかわった。

それと同じく、
「命じる」ひとと「シバラれる」ひとも、
少しのあいだだけで入れかわる、
役目なのだ。

< 393 / 426 >

この作品をシェア

pagetop