先生がくれたもの~運命に導かれて~


「いいよ。小西先生ともタメでしょ?」


「うん。」


「だから、あたしもそれでいいよ。…そういえばさ、瑠璃ちゃんと小西先生って仲良いよね。」


「え?!そ、そう?」


「うん。最初会った時あんまり仲良いから付き合ってりのかなって思ったもん。ほら、あの時小西先生白衣着てなかったし。」


そういえばそうだった。


あの時の小西先生はちょうど家から病院に戻ってきたばっかりでスーツ着てたんだっけ?


「そうだったけど、でも響子お姉さん、付き合ってるって!」


「あれ?瑠璃ちゃん、ひょっとして小西先生のこと好き?」


「え?!そんな事!」


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