先生がくれたもの~運命に導かれて~
キョコ―純―
オレは瑠璃の元に向かった。
今から午後の検査だ。
「瑠璃!」
「あ!先生!ねぇ先生、アメリカにいたって本当?」
は?
確かにオレはアメリカにいたけど、何で瑠璃が知ってるんだ?
「瑠璃、誰から聞いたんだ?」
「響子お姉さん。」
森上響子…?
「あたしびっくりしたんだから。先生がそんなにすごいって知らなかったよ。」
「そういえば…オレその話してなかったもんな。」
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キョコ―純―