先生がくれたもの~運命に導かれて~


「瑠璃ちゃーん!」


小百合お姉さんだ。


「はーい。」


小百合お姉さんは中に入ってきた。


「小百合お姉さん、まだ検査の時間じゃないよ?」


「瑠璃ちゃん、昨日言った事忘れてるなぁ?」


「え?」


「新しい担当医の先生!」


「あ!」


そうだった。


尾崎先生もリタイアしたんだった。


< 12 / 273 >

この作品をシェア

pagetop