先生がくれたもの~運命に導かれて~
もし、もしだよ、
あたしの手術が成功して、先生があたしの事愛してくれて、病弱でずっと入院してた世間知らずで何にも出来ないあたしで言ってくれるなら、
あたし、先生と結婚したい。
「瑠璃、いいのか?」
「あたしは先生の傍でしか幸せになれないから。」
「…ならオレが超可愛いウェディングドレス選んでやる。」
「うん!」
はっきり言って手術が怖くないわけじゃない。
だけど、
その先に幸せはきっと待っててくれてるから
あたし、頑張れる。