先生がくれたもの~運命に導かれて~
衝突―純―
それからもオレはあの夢を見続けた。
でも出来るだけ寝ようと努力はした。
やっぱり瑠璃に心配かけるわけにいかないしな。
そんな感じでオレは頑張った。
だけど…
最近は瑠璃の方が変なんだ。
その、何ていうか…
反応とかも遅いし、とにかくどこか変だった。
「瑠璃?」
「…」
「瑠璃!」
「あ!何?」
みたいな具合だ。
どうしちまったんだよ。
そう思ったオレは瑠璃にわけを聞こうと思った。