先生がくれたもの~運命に導かれて~

後悔―瑠璃―



あたしはそこでハッとした。


何言ってんだろあたし。


なんかあたし…


「なぁ瑠璃、」


「…」


何て言ったらいいの?


「オレは瑠璃に出会って後悔した事なんてないんだ。だけど…」


だけど?


「瑠璃がオレといて辛いなら、正直に言って。」


「…」


そんな事はない。


あたし、先生と一緒にいたい。


さっき自分が言った事と矛盾してるかもしれないけど


あたし…


先生のこと先生のこと大好き。


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