先生がくれたもの~運命に導かれて~
オレはそう言うと木場先生の部屋をでて瑠璃の所に行った。
瑠璃はさっきと同じように寝ている。
オレは瑠璃の横に座り、瑠璃の頬をそっとなぞった。
「なぁ瑠璃、」
オレは眠る瑠璃に話しかける。
「さっきはご免な。オレが悪かった。」
オレは一方的に話し続けた。
「でもさ、瑠璃はまだオレのこと嫌いじゃないよな?そう思っていいよな?」
オレはひたすらに話し続けた。
「な?だから目ぇ覚ませよ?オレが守ってやるから。オレがお前の傍で幸せにしてやるから。なんかプロポーズみたいだけどよ。」
…
「瑠璃、結婚しよっか。」