先生がくれたもの~運命に導かれて~





「…いいのか?そんな事言って?」


「何で?」


「何でって、オレなんかでいいのかよ?」


「何急に弱気になってんのよ。先生変だよ?」


「変って言われてもな」


言われてもな…


仕方ねぇだろ?


オレ今スゲー幸せすぎて頭パンク状態なんだから。


「だよな?瑠璃はオレ以外の奴の傍で幸せになんかなれねぇもんな?」


「そうだよ。先生がいてくれたから、あたし今幸せなんだよ?」


「じゃあ、誕生日プレゼントは指輪だな。」


「え?」


「瑠璃の誕生日、3日後だろ?」


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