先生がくれたもの~運命に導かれて~


「これ、今着ていい?」


「今着なかったら何時着るつもりだよ?待っとくから、着替えな。」


「…うん!!」


それからはあたしは、看護婦さんに手伝ってもらって着替えた。


着替えながらあたしは少し不安になる。


似合ってるかな?


そんな事も思いながら着替えていたら、看護婦さんの1人が


「瑠璃ちゃん綺麗だよ。」


って言ってくれた。


あたしの不安はスーッと消えてなくなった。


「ありがとうございます。」


「どういたしまして。本当に良かったね。」


「はい。」


あたしはどんどん嬉しくなってきた。


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