先生がくれたもの~運命に導かれて~
「さぁ、小西先生待ってるよ!」
「はい!」
あたしは歩きだした。
初めての服はとても歩きにくかった。
なんか転けそう。
あたしはゆっくりと前に進んだ。
そして、ドアを開けてもらい、外に出る。
すると…
「先生…」
あたしはついつい見とれてしまった。
初めて会った時みたいに。
でもこんな先生は初めてだった。
何時も白衣を着ているからか自然に見えてしまう気もするが、やっぱり違う。
「…」
「何ポケーとした顔してんだよ?」
「だって…」
先生がかっこよすぎるんだもん。