先生がくれたもの~運命に導かれて~
「貴方は…これから何があろうと、しっかりとした足取りで、前を向いて歩いていく事を誓いますか?」
そうだ、オレは…
あの言葉に誓いますと答えたのだ。
他の誰でもない。
出会う為に生まれてきた相手、瑠璃に。
オレは自嘲気味に笑った。
全然誓い実行してねぇし。
こんなんじゃオレ瑠璃に怒られるな…
「瑠璃…」
オレは静かに彼女の名を呼んだ。
「これから何があろうと、しっかりとした足取りで、前を向いて歩いていく事を、貴女に誓います。」
~end~