先生がくれたもの~運命に導かれて~


あたし達は1階に下りてエンテランスの前まで行く。


小西先生が足を止めた。


同時に自動ドアが開いた。


あたしの目の前には外の世界が広がっていた。


外は明るくって輝いていた。


あたし、今からあそこに行くんだ…


小西先生はまた歩き出す。


そしてあたしは、1年ぶりの世界に進んだのだった。


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