先生がくれたもの~運命に導かれて~
新しい病院―純―
「でっけーな。」
オレは病院の前に立つ。
オレは小西純。
アメリカから来た。
先輩から頼まれて日本に帰ってきた。
その先輩曰く、
お前なら出来る
だとよ。
なんか先輩は超難題患者に手をつけたらしいけど、先輩じゃ無理だったらしい。
で、オレに回ってきたってわけ。
無理なら最初から手を出すなよな。
ふぅ。
オレは病院を見上げる。
これが新しい病院か…
なんとなくそう思った。