遠くから来た男の子
「わたくしにも、水を一杯もらえますかな?」と、背後で声がしました。
2人がおどろいて振り向くと、そこにはパナマ帽をかぶった紳士が、ピカピカのグラスを差し出し立っていました。
ジャンは用心しながらも静かに水を注ぎました。
紳士は、満足そうに飲み始めました。半分ほど飲みほすと、またグラスを差し出してきましたので、
中をのぞくと、これはどうしたことでしょう・・・グラスの中は、愉快そうに笑い転げる虫たちでいっぱいになっていました。
ケラケラ、コロコロとひっくり返りながら、よく動きます。
2人がおどろいて目を丸くしていると、
紳士は、急に大声でワハハと笑いだし、腹をパンパンにふくらませ始めました。
そして、みるみる大だるほどの大きさになったかと思うと、フワフワと宙に浮く大きな透明の球体になりました。
2人がおどろいて振り向くと、そこにはパナマ帽をかぶった紳士が、ピカピカのグラスを差し出し立っていました。
ジャンは用心しながらも静かに水を注ぎました。
紳士は、満足そうに飲み始めました。半分ほど飲みほすと、またグラスを差し出してきましたので、
中をのぞくと、これはどうしたことでしょう・・・グラスの中は、愉快そうに笑い転げる虫たちでいっぱいになっていました。
ケラケラ、コロコロとひっくり返りながら、よく動きます。
2人がおどろいて目を丸くしていると、
紳士は、急に大声でワハハと笑いだし、腹をパンパンにふくらませ始めました。
そして、みるみる大だるほどの大きさになったかと思うと、フワフワと宙に浮く大きな透明の球体になりました。