遠くから来た男の子
4人は毎日、朝から日が暮れるまで、一生懸命に探しましたが、まだ、あれからひとつも見つかっていませんでした。
あと、5日で夏休みも終わろうとしていた日のことです。
ついにママに注意されてしまいました。
「レム、ちょっと来なさい。あなた、とっても健康そうに焼けてるわね。リズのお母さんの話じゃ、毎日、朝から晩まで出かけているそうね。元気なのは良いことだけど、ちゃんと宿題はしているの?」
と、ママはソファーに腰掛けて心配そうに言いました。
レムは、普段から働いて家にいることの少ないママに、へたに心配かけないようにとしてきましたが、今回ばかりはそうもいかないようです。
「も…もちろんよ、今回の自由研究では、今までやったことのないことをやろうって、リズやジャンと決めたの。だから時間がかかるのよ」
と、しどろもどろにレムが答えると、
ママはいたずらっぽく微笑み、こう言いました「あなたを信じているわ。ただ、あぶないことだけはしないでね」
あと、5日で夏休みも終わろうとしていた日のことです。
ついにママに注意されてしまいました。
「レム、ちょっと来なさい。あなた、とっても健康そうに焼けてるわね。リズのお母さんの話じゃ、毎日、朝から晩まで出かけているそうね。元気なのは良いことだけど、ちゃんと宿題はしているの?」
と、ママはソファーに腰掛けて心配そうに言いました。
レムは、普段から働いて家にいることの少ないママに、へたに心配かけないようにとしてきましたが、今回ばかりはそうもいかないようです。
「も…もちろんよ、今回の自由研究では、今までやったことのないことをやろうって、リズやジャンと決めたの。だから時間がかかるのよ」
と、しどろもどろにレムが答えると、
ママはいたずらっぽく微笑み、こう言いました「あなたを信じているわ。ただ、あぶないことだけはしないでね」