俺サマ至上主義




「聞いてないよ…
なんで彼女の私が知らない情報を夏樹が知ってるのー」



私は夏樹の肩をすごい勢いで揺すった



「なんでって、こっちが聞きたいよ!」



でもまって…?
こういうことって先輩あんまり言いたがらないと思うし…落ち込んでる場合じゃないよ




「何?急にニヤニヤしだして」



「へ?…だって先輩の応援着すがた想像したらさ」



「さすが光留、なんでも3年の先輩から
どうしてもって頼まれて団長になったらしいよ」




へー…
先輩って年上の人にまで人望あるんだ


すごいなぁ…



「さてさて、光留さん
こうはしてられないよねー」



夏樹の手つきが…




「なに?なんなの夏樹、顔怖い…
き…きゃーーーーーーーー!」












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