俺サマ至上主義



私はそっと
先輩の頬に触った

本当に私この人と釣り合ってるかな?





『なに?光留って寝てる男を襲う趣味あんの?』



「わっ!!起きてたなら言ってくださいよっ!!」



びっ…くりしたぁーあ…

まさか
このタイミングで



『最初から寝てないし』


「えっ!?」


『ケータイ貸して
お前、俺の寝顔撮っただろ』


「とっ…てませんっ!!」



そんなこと
先輩に言っても敵わなくて
呆気なく携帯は取られてしまった





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