俺サマ至上主義




『関わるなって言ったよな?』



「うっ…」



そういえば言ってたっけ…
すっかり忘れてた…



「でも…!」



『友達、なんだろ?』



私はコクンっと頷いた

すると先輩はクスッと笑った



『お前には参った』



そして私の頭をグシャグシャってやる

私は先輩の手を握った



「先輩が一番だから…それだけは本当だから」




『うん…俺もだよ…』



えっ…今…





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