俺サマ至上主義



先輩の家は
赤レンガ作りの大きな家


私も先輩についていき
これまた広いリビングに入った


「で?光留ちゃん、私に聞きたいことって?」



そうだった!



「えっと…先輩のお父さんが私達が通う学校の理事長さんですよね?」



「そうよ~」



「じゃあ、お母さんも?」



「あら?真守にでも聞いたの?そうよ、一緒の学校でお父さんは婿入りしたの」



えっ!お父さんって婿入りだったんだ…



『やっぱりそれ聞くと思った』




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