生きる意味
―次の日、俺は約束通りに、306号室へ向かった。


「306…。お、ここだな」


俺は部屋を見つけ、中へと入った。
4人部屋で、右手前には、おじいちゃんが寝ていた。その奥には、サラリーマンみたいなおじさん。
左手前には、大学生くらいの、男性。その奥は、カーテンで見えなかったが、そこが柚のベットだという事は、安易に予想出来た。


「柚っ!遊びに来…た…」


勢い良く、カーテンをひいたそこにあったものに、俺は絶句した。
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