生きる意味
「もしかして、君が輝君…?」


俺は無言で頷いた。


「そうか、君が…」


男は、ベッドの横から松葉杖を取り出し、ベッドの横にある、小さな棚を差した。


「それを読んでみな」


俺は言われた通り、それを手に取り、表紙を開いた。
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