〔短〕子猫ちゃんたちの新しいお家~
「運命だなんて大袈裟よ(笑)」
「今直ぐじゃなくていい、ゆっくり時間をかけて僕を好きになってくれれ…」
彼がまだ最後の言葉を言い終わらないうちに、彼の胸に飛び込んだ。
「香純ちゃん?」
「…ゴメンナサイ」
一度顔をあげ、小さく頷く。
「つまり…OKってこと?」
コクリッ
再び黙って頷く。
「ヒャッホーイ☆」
彼は子供のようにはしゃぎだした。
それから2年の月日が経ち、私たちは沢山の人に祝福されました。
*** END ***
2009.04.10
花穏