キミと僕の記憶
記憶
センパイの活躍のおかげで、晴れて水泳部のマネージャーになった私。
といっても6月までは学校のプールではなく、週に2回近くの室内プールに通い、後は陸上で筋トレなんかをするらしい。
結果私はプール周辺や部室の掃除なんかが日課になった。
あれだけ反対していた芹沢キャプテンも、小間使いが出来たと思っているのか、嬉々としてあれこれ命令してくる。
私は紗絵子や麻木センパイの励ましを受けつつ必死に働いていた。
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