キミと僕の記憶


やっぱり??


「そのホクロ、間違いないね!」


人差し指が私の左目の下にある、2つ並んだ小さなホクロに触れた。


「!」


驚いて反射的に私はその指をはじいた。



「あっ、ごめんつい興奮して」



その男子は慌てて謝った。



なに?
このホクロって、


私のこと知ってる人?


私も実は知ってる?
会ったことある人だっけ?





私は必死に記憶を探った。



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