キミと僕の記憶




センパイは初恋の人、で憧れの人。




とっても優しくて大きい人だから、尊敬もしてる。



そんなセンパイのことが大好きだけど、センパイは誰に対しても平等だから、私なんかが特別になれるワケないんだ。



だから密かに想うしかないんだよね。


もしかしたら、紗絵子もおんなじ気持ちかも知れない。








―――――――――

この時、

私がその後の事件なんて予想する筈もなく―――



そして、
ため息ばかりの私を、ホントに心配してるヤツがいたなんて、



思いもしなかった。



.
< 41 / 74 >

この作品をシェア

pagetop