キミと僕の記憶



後ろから軽い力を感じた……




え?




と思った時には、私の体はスローモーションのように空中にあった。





私は両目をつぶった。






バッシャーン!!





私は冷たい水に投げ出されたのだ。





「!!!!」


衝撃の後水中で目を開いた。





水面は夕焼け空が反射してゆらゆら輝いている。



何故かキレイだと思った。

この美しい空間を、自由に泳げない私は、なんて悲しい動物なんだろう――?



ぼんやり考えた。




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