ラブプレ☆マニア
「ミチ、どこ行くん?」
「え、あ……ちょっと、友達とご飯食べに」
「ふーん」
もう!なんであたしってこんな嘘つくん下手なん?!
兄ちゃんはジトッとした目であたしを見る。
「嘘つくな」
「う、嘘なんかついてないって!」
兄ちゃんから逸らした目の端で、兄ちゃんが立ち上がったのが見えた。
そして徐々に近づいて
逃げるあたしを壁際に追い詰める。
「ミチ、俺の目見て」
「な、なんで…」
「いいから」
兄ちゃんの有無を言わせない口調に、恐る恐る兄ちゃんのほうを見る。
そして目が合う…と思った瞬間
「んっ……」
あたしの唇が、兄ちゃんの唇に奪われていた。
そして右手が、秘部に向かう。
ま、待って兄ちゃん…!
もうすぐアイが来るのに!
兄ちゃんの胸をドンドン叩いても、兄ちゃんは止まらなくて。
それどころか、兄ちゃんの絶妙なテクニックに、あたしのカラダが反応し始めていた。
「んっ、んぅ……」
チュク……
卑猥な音が洩れる。
兄ちゃんは唇を離すとまっすぐにあたしを見た。
「正直に言え。じゃないと今すぐ犯すぞ」
………兄ちゃんならやるな、絶対。
はーっ、とため息をついてあたしは口を開いた。
*