ラブプレ☆マニア
「そ、それが何って……!兄妹でそんなことしていいんか?!いいわけない…」
大沢くんにとっても予想外やったんか、めっちゃ声が焦ってる。
そ、そりゃあね……
あたしも兄妹であんなことしたら、あかんと思うよ?
じゃぁ、なんでしてんの?って聞かれたら、答えるのは難しいけど……
「なんであかんの?俺はミチとしたいことしてるだけ。」
「ミチホちゃん以外でも、あんたやったらいっぱい相手いるやろ?!やのに、なんでわざわざ妹と……っ」
兄ちゃんは、大沢くんにズイッと近づいて言い放った。
「ミチが一番、キモチイイから。」
大沢くんの顔が、ボッと赤くなる。
に、兄ちゃん、大沢くんになんてことを……!
兄ちゃんは、あたしの手を引いて歩き出した。
大沢くんの手は、いつの間にか離れていた。
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家に入って、鍵をかけると同時にあたしのカラダはドアに押しつけられた。
「った……」
「アイツ、誰?なに?」
兄ちゃんの冷たい目が、あたしを射抜く。
な、なんで兄ちゃん
こんな怒ってんの……?
「に、兄ちゃん……」
「答えろ。犯すぞ」
「………っ」
*