ラブプレ☆マニア


「そ、それが何って……!兄妹でそんなことしていいんか?!いいわけない…」


大沢くんにとっても予想外やったんか、めっちゃ声が焦ってる。


そ、そりゃあね……


あたしも兄妹であんなことしたら、あかんと思うよ?


じゃぁ、なんでしてんの?って聞かれたら、答えるのは難しいけど……


「なんであかんの?俺はミチとしたいことしてるだけ。」


「ミチホちゃん以外でも、あんたやったらいっぱい相手いるやろ?!やのに、なんでわざわざ妹と……っ」


兄ちゃんは、大沢くんにズイッと近づいて言い放った。



「ミチが一番、キモチイイから。」


大沢くんの顔が、ボッと赤くなる。


に、兄ちゃん、大沢くんになんてことを……!


兄ちゃんは、あたしの手を引いて歩き出した。


大沢くんの手は、いつの間にか離れていた。



*************


家に入って、鍵をかけると同時にあたしのカラダはドアに押しつけられた。


「った……」


「アイツ、誰?なに?」


兄ちゃんの冷たい目が、あたしを射抜く。


な、なんで兄ちゃん


こんな怒ってんの……?


「に、兄ちゃん……」


「答えろ。犯すぞ」


「………っ」



*
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