ラブプレ☆マニア
「あ、おったおった。」
ヨウスケさんはそう言うと、車を停めた。
「お待たせ~」
シンゴさんは、車を降りると、後部座席のドアを開けた。
「おはようございます、ヒロさん!」
「おはようございまーす。あ、みっちゃん!おはよ!」
車に乗り込んできたのは、ヤスとマナだった。
「悪ぃ、ちょっと遅くなって待たせた」
車が走り出すと、シンゴさんは一番後ろの席に座る二人に謝った。
「いや、全然大丈夫っす!どうせ、ミチ、お前が寝坊したんやろ?」
後ろから、ヤスがあたしの頭を軽く叩いてきた。
寝坊っていうか、海に行くって聞かされたん、今日の朝やし……
恨みを込めた瞳で見つめても、静かにテンションの上がってる兄ちゃんは、気づきもしなかった……
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「み、みっちゃん可愛い!!」
そういうマナのほうが可愛いよ?なんて思いながら、自分のビキニを見る。
兄ちゃんが選んだのは、まさかの黒いビキニ。
フリフリのレースが付いている。
確かに、センスはいいかもしれんけどさ……
セクシーすぎません?お兄さん。
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