ラブプレ☆マニア
「ミチじゃなくてさ、あんた。」
「は……?」
「さっきからタコみたいに人の上で踊りやがって。足痛いっつうの。」
に、兄ちゃん……?
唖然としてるエロナースに、兄ちゃんは言い放った。
「残念ながら、たとえナース服着ててもあんたじゃ興奮せんから。」
その色気で何人もの男をおとしてきたであろうエロナースに、兄ちゃんの言葉はクリーンヒットしたみたい。
ヨロヨロと、兄ちゃんから降りる。
「ミチ、おいで。」
兄ちゃんは、いつもみたいに優しく笑って手招きをする。
吸い寄せられるように近づくと、ギュッと抱き締められた。
「これ、ミチから着てくれるとは思わんかった」
「恥ずかしいけど、兄ちゃんのピンチやと思ったから……」
「めっちゃ可愛い。俺専属のナースや。」
ま、また兄ちゃんはそんな恥ずかしいことを…!
そうなんです。
兄ちゃんに持って来てって頼まれたものとは
「ナース服」です。
なんか、場所が場所だけにリアル…!
「ミチ、足痛いから挿れられへんけど、イカしたるわ。」
カラダ中を這う指に、あたしはまんまとイカされてしまった。
兄ちゃん、ケガしてんのに
そんなん反則……!
*