*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜







「真子!ウチわかったよ!!」



「何が!?」



「この感じ、尊敬なんだっ!!」






ウチは

ガタァンッ

と勢いよく途端に立ち上がって
真子の手を掴む。





「うん!
好き。じゃなくて、尊敬!!
尊敬なのっ!!」





そして怪訝な顔をする真子と
一緒にクルクル回った。




アハハハハハハッ


うん!


ウチ、軽い女じゃ無いっ!!



ぃやったーっ!!

フォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!









「真子、ありがとう!!
ウチ、気が付いたわっ!
うんっ、気が付いたっ!
じゃあウチ、トイレ行ってくるからねっ。」





ウチは真子の手を離して
満足気に興味教室を飛び出していった。








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