＊告白の法則＊ 〜先生とｳﾁの数ⅠA〜

先輩には、
かれこれ中学時代から、
1年片想いしてる。





『さっさと告れよ。』


って今日真子にまた言われた。




だから、
いつもいつも話し掛けよう、
ﾒｱﾄﾞを聞こうって思うんだけど、

できないし。



これが現実。

…どーせ、ﾍﾀﾚですから。





諦めようかなぁ…とか思うけど、

他に気になる人とかいないし…。

なんか自分に負けたような気もするし…。









…気になる人、
か…。






ｳﾁは、
少しｲﾒｰｼﾞしてみる。



すると、
思い浮かんだのは、





















…白衣を着ているｵｰﾙﾊﾞｯｸの…、















はい？

いやいやいや…
無いでしょ。

まだ会ったばかりですが？

的な？



まだｱｲﾂの事、なんも知らんしね。






なんであの室長なのよ。



偶然思い出したのに何故か鮮明。

なんで？

なんでなんで!?





先輩の他に、
誰がいるっていうのよ?

ｳﾁは、
絶対一途なんだから！







焦る自分を必死でなだめた。




こんなｳﾁ、なんかおかしい。

つか、絶対おかしいっ！







朝から変な汗でいっぱい。




ﾏｼﾞうんざり…。