＊告白の法則＊ 〜先生とｳﾁの数ⅠA〜

……



はっと、目を開ける。


目の前の視界には、ｳﾁのお気に入りのｸｯｼｮﾝの柄。









未だに鮮明に映る、

室長の笑顔と言動。






…夢？

あぁｰ…

ﾎﾝﾄに夢？






赤点常習犯の寝起きの頭は、

30分以上たたないと、
活動は起こせない。


だって人間だもの。








ｳﾁは手探りで、
頭上にある目覚まし時計を手に取る。


只今の時刻 AM4:00



うっわー。



1､2､3､4､5､6､7…


おっと、
4時間よけいだった。





でも3時間しか寝てないじゃん。

…ﾁｮｰ酷。







目覚まし時計を脇に置き、
ｺﾞﾛﾘと寝返りをうった。




掛け布団とかは
ｳﾁの寝相のせいで
全て床に落ちてしまっている。



でもそんなの気にしなｰい。

ていうか、気にならなｰい☆






そのままもう一度眠りにつこうとする。





なのに、


…二度寝できない…。