*告白の法則* 〜先生とウチの数ⅠA〜
その日の時間、
もうどうにもならなかった。
ひたすら集中できないまま、
授業は終わってしまった。
室長の顔見れない。
見れない
見れない
見れないっ!!
なのに室長は、
相変わらず、
ひたすらテキストに宿題のマークやら付箋やらを
ペッタペタ張っつけていく。
「はい。」
またぶっきらぼうに
テキストを渡される。
無言で受け取るウチ。
「次はちゃんと、
最後までやってきてね。」
室長は何食わぬ顔でそう言った。
なんでアンタは
そんなにヨユーそうなんだよっ!!