ダークターゲット
何発か打ち合い、僕が右フックを出したとき目の前が一瞬見えなくなりノブさんのパンチが僕のあごにビットした。

ノブさんは僕の間合いを微妙にずらしながパンチを打っていた。
ロープに逃げたが膝にきているのかフットワークが使えない。
ノブさんがロープに詰め、僕は防御が精一杯、何発かパンチも当てられ意識が薄れそうだ。

『カズヤ!だいぶやられてるね。大丈夫?』

「かなりやばい感じ。ダメージを回復してる暇がないよ。」
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