ダークターゲット
『じゃ私が合図をしたら右腕で突き上げるようにボディに打って。』

「リルはボクシングがわかるの?それとタイミングだけで打てばいいの?」

『私はあなたの中にいるから、あなのボクシングのことは全てわかるわ。そしてこれから闇との戦いに私とカズヤのコンビワークがいま試す絶好のチャンスよ。』

「わかった!じゃあタアミングを云って。」

『だいぶやられてるから早めのタイミングでいくわ。』

「OK…。」

『…。』

『今!』

僕は同時に小さく素早くボディにパンチを出した。
バスッ!っとノブさんのボディにまともに入った!

かなり手応えがある。
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