恋しぶき〜先生と泳いだ季節〜
すると、、、
「莉央、入りなよ♪」
…という声と同時に、後ろから愛が軽く私の背中を押した。
バシャーン!
愛の力は軽かったと思うけど、私はその力をもろに受けて、顔面からプールに飛び込む形になった。
冷たくて、水中で少し身を固くする。
もがいたけど、そんなに水深がなかったみたいで、すぐに顔を出せた。
「ちょっと、愛!」
私はすぐに怒りの表情で愛に振り返った。
「ごめんごめん♪莉央、なかなかプール入らないからね…つい!」
つい…じゃないって!
殺す気!?