恋しぶき〜先生と泳いだ季節〜
「…すっご~~!なんか、かっこいい~~!!」
愛はなぜか、尊敬のまなざしで山田くんを見ていた。
「…ただ、めんどくさいだけ。できれば学校辞めたいし。」
「「「へ??」」」
その山田くんの一言に、女子一同驚きの言葉。
「あんたっ!辞めたってこのご時世、中卒じゃ、なにもできないわよ!」
…と川崎さんが言えば、、、
「せっかく入学したのに、もったいないじゃん!高校生活、楽しまなきゃ。」
…と私が言う。
そして…、、、
「え♪もしかして、高校生以外にやりたいお仕事あるの?」
愛は興味津津な質問を山田くんにぶつけた。
「いや、特に…。ただ、面白いと感じないだけ。全てに。」
愛の質問への答えは…、、、
極限にやる気なしの山田くんが垣間見えた。