からふる
~2~


その日は、せっかくの宿題ぷらす勉強会(会なのかな??)を、勇志くんが急に止めた。

 「やべ~。頭パンク寸前だし。ゲームしよ~!!」

この一言で、男子は全員コントローラーを握る。

 「お前、そのコントローラーはオレ専用だッ!!」

 「んな法律どこの国にもね~っつの」

なんて、コントローラーでケンカ勃発。


・・なんだ?この嵐は・・・。

一人考え込む。

しょ~がない。
みんなの宿題やってやるか。

近くにあったキャンパスノートをとって、シャーペンを走らせた。

なるべく、この人の字体に合わせなきゃ・・・。

そんなことを考えていると時間がかかって、結局、4人分しか終わらせることができなかった。

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