からふる

 ・・分かってる。
 でも、どっちかを選んだら、当然、どっちかは一人。
 私は、どっちかを孤独に突き落とさなきゃなんない。
 そんなの・・私にはできない。


見上げると、月が眩しい。


今夜は、満月か・・・。




そのまま、二人はだまったまま、それぞれの家に帰っていった。





 「つづく・・・」」
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